去年の夏、炎天下の下で 飼い主を亡くしたハチは小屋もなく 繋がれたまま近所の人たちに餌をもらいながら 毎日を過ごしていました。住む人のいない家で・・雨、風をしのぐ軒もありませんでした。体の大きなハチを散歩に連れ出すこともできずに 保健所にひきとってもらう相談も近所でされたそうです。ハチと一緒につながれていた犬は体力もつき、死んでしまったそうです。 このままではハチも炎天下で 弱ってしまうと 見るに見かねて 今の飼い主さんが連れ帰りました。来たとき、大きな体で力の強いハチに正直困ったそうです。でもハチは飼い主さんの愛情を受け、日に日に穏やかな顔つきになり、今ではあの時の苦しみもなかったかのように しっぽを振り 毎日が楽しそうです。こんなに人が好きで無邪気なハチ、人間次第で生死が左右されてしまう日本の犬事情・・・人として もっと生き物に耳を傾けたいものです。
コメントをお書きください